白い月と紅い月(WhiteMoon&RedMoon)
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宵闇葬 3話
時は少し遡る。
私は気付いた時から牢屋という箱の中にいました。私にとってはそれが普通のことだと思っていたから。
ある日、いつも通り牢屋の中で過ごしていると牢屋の外から声が聞こえてきました。
男の人の声です。きっと私をいつも見てる人かな。だけど、普段と声の様子が違っていた。
「こいつです…」
私の前にいっぱい人が来ました。そして牢屋の扉が開かれました。
「さあ、おいで。お引っ越しだよ」
野太い声の太った人が私を牢屋から連れ出しました。
私は手足を鎖で固定され、目隠しをされてどこかに連れてかれました。
私を今までずっと見てくれてた男の人は私にだけ聞こえる声で「さようなら」と言っていたのを最後に私は意識を失った。
「ん…」
目を覚ますと少女の体中に激痛が走った。
「うあああああ!!!」
激痛が少し和らいだ。
「ハア…ッ!ハア…ッ!」
「おや?目が覚めたみたいだね」
下の方から野太い声が聞こえる。
あの太った男だった。
「君には少し実験に付き合って貰うからね。なぁに、少し痛むだけだよ」
この日から少女は幾度と無く激痛と苦痛を受けた。
ここに来て数ヶ月が経ったある日、少女の意識は殆ど無くなっていた。体のあちこちから流血し、普通の人間なら既に体内の血が全て無くなる程の出血量だった。
しかし、少女は生きていた。
「やった…やったぞ!実験は成功だ!」
野太い声で太った男が歓喜の声を上げた。
その時、少女を固定していた鎖がジャラジャラと言う音と共に千切れた。
地上100m程の高さから落下した少女はコンクリートの床に音もなく着地していた。
少女の目に意志は感じられない。
「ひ、ひぃ!」
太った男の顔は歓喜の表情から恐怖に怯えている表情へと変わっていた。
少女からは絶えず血が流れていた。その血は信じられない程黒に近い紅になっていた。
「コ…ロ…ス…」
少女ははっきりとそう言った。
少女は一瞬で男に近付くと手刀で男の右腕を飛ばした。直後に右足を飛ばした。
男は声もなく地面に崩れ落ちた。まだ意識が残っているようで必死で息を吸っていた。
少女は男の顔を見ると悪魔のような笑みを浮かべて、男の顔を踏み潰した。
「ウフフフフ…ハーッハッハッハッハッハ!!」
少女は狂気じみた声で嘲笑した。
「ハハハハハハハ…グハッ!?」
少女は突如、血を吐いた。
「ゲホッゲホッゲホッ!」
その後、少女は10分以上血を吐き続けた。
「ハァッ…ハアッ…」
収まると少女は我に返った。
「あ…ああ!あ…」
少女は目の前の光景に絶句した。
「あああああああああ!!」
少女は泣き叫んだ。すると血がそれに共鳴したように少女の周りに渦を巻き始める。
血は少女に絡みつき、一つの球と二つの樹になった。
その後、少女の姿を見た者は長らく居なかった。


連投出御座いまーす。紅月時雨どぇーす!楽しい楽しい血の描写ですよ、奥さん!やはり、血の描写は楽しいですね。あ、私だけか…。
今回は少女の過去話です。正直言って太った男の人って凄く扱いやすいのと、研究者という立場に立たせるのが一番やり易い気がします。所謂、悪人というものですね。「太ってる+少し背が小さい+白衣+眼鏡+不気味な笑い声」で完璧な悪博士になる不思議。
今年から多分、サークル活動の方を始める予定ですので、本格的に小説が書けると思うとウズウズしちゃいますね!もう一人には挿し絵を頼もうかと思います。(私なんか比べ物にならないくらい上手いです(*゚д゚*))
因みにもう一人誘ってみようかなって思ったり。まあ、身内で済んでしまう話なのd(ry
次回からは時間軸が戻ります。お楽しみに~!
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